はじめの一歩 ~できることからはじめよう~
昨年の10月~11月に佐賀県立男女共同参画センターアバンセ様にて
「令和5年度 地域で活躍する女性のためのセミナー」
「はじめの一歩 ~できることからはじめよう~」の講師を務めました。
今回は、私にとっても初めの一歩となる3回シリーズ講座のコーディネート。
3年前の2020年、同じ企画で講師を務めさせていただいたことがあります。
その時は、旧アヴァンティオンラインに書かせていただいたコラム「専業主婦からのRestart」を
アバンセの職員さんが読んでくださったのがきっかけでした。
その当時の担当だったSさんが、今年この講座を担当するIさんに推薦してくださったそうで
ご縁をつないでくださったこと、とってもうれしい出来事で感謝の気持ちでいっぱいでした。
今回の企画を進めていくにあたって参加される方々に伝えたいなと思ったことは
お互いを応援し刺激し合える仲間と出会うこと
自分が作っているアンコンシャスバイアスに気付くこと
「女性だから、母親だから、妻だから」こうでなければならないといった
無意識の思い込み「ジェンダーバイアス」に気付くことです。
人生を選択するとき、無意識に自分で壁を作り、その機会を逃してしまうこと
女性であるがゆえに控えめにとか、出しゃばったらいけないとか、
妻母親は家事や育児をしなければならないといった固定的性別役割分担意識という考え方が
未来を選択するときに大きく影響します。
私自身がそうだったからです。そこに気付くのに、ずいぶん時間がかかりました。
地域活動を実践していくにあたっても、何かを始めようとするときも、そのバイアスに気付くことが一歩目だということ
その気付きの機会につなげたかったのです。
1回目は、ジェンダーバイアスのワークショップを思いに取り入れて、自分の中にある思い込みに気付くはじめの一歩
2回目は、地域で活躍されている3名のパネリストの方々とトーク&グループワークでディスカッション
3回目は、人間関係に大きく影響を与えているアンコンシャスバイアスについて、ワークを取り入れながら
学ぶ内容にと、アバンセ担当のIさんと打ち合わせしながら、企画を進め、最後に参加された方々の宣言タイムを設けました。
2回目のパネルディスカッションは、すでに地域活動を実践されている3名の方にこれまでの経験談を交えてお話していただきました。
地域活動・社会活動に対する思い、どんな出会いやきっかけで今があるのか、ご自身の体験談、これからの目標や夢など、たくさんお話をお聞きすることができました。
最終講座終了後に受講生の方々、アバンセの館長、職員の皆さんと写真撮影をしました。
こういう機会に写真を撮っておくのは、実はとても大切だと思っています。
全員が近い距離に集まって、そのシャッターを切るラストの数分間、ともに学び過ごした仲間に「ありがとう!」という気で満たされます。
そして、人生の思い出を作った自分にもありがとうという気持ち、さらに、ここから、また未来に踏み出していきましょう!と
その撮影タイムが終わった後、周りに笑顔で「お疲れ様でした!」と挨拶し合う、そのシーンがとってもいいなと思うのです。
アンケートを送っていただいたので、その一部を抜粋して掲載させていただきます。
●とても分かりやすかったです。先生のお話や、グループで話をしていく中で、気づくことがたくさんありま
した。
●思い出すきっかけになった。もっと自分らしさを大切にしていきたいです。
●いろんな方と違った意見も含め話ができ、学べたので良かったです。
男女共同参画センターで学ぶことは、すぐに結果が出るわけではないのですが、じわじわと自分の中に気付きが生まれ
後になってあの時学んでよかったなと、人生の転機のように思えてくる日がやってきます。
未来への一歩を踏み出したい、行動したいと思っている方、ぜひお近くの男女共同参画センターの企画を検索してみてください。
自分のアンテナにヒットする企画にきっと出会います。
全国男女共同参画センター一覧
引用元:内閣府ホームページ
アバンセ田口館長のブログもとっても素敵なんです。一気にファンになりました。
勉強になることをたくさんご紹介してくださっています。
ぜひご一読くださいませ。(アバンセ館長コラムで検索してみてください。)
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