ジェンダーの視点でのキャリア教育

昨年11月16日に長崎県活水女子大学で大学生向けのキャリア教育の講師をいたしました。
大学はオランダ坂を上りつめた小高い丘の上に立つ伝統的な西洋建築の学舎。
赤い屋根とゴシック様式の造りがとても素敵!
おしゃれなたたずまいで落ち着いた雰囲気のキャンパス(^^♪



今回は、ジェンダーの視点を取り入れた内容で組み立てました。
今の大学生は、男女の対等感が私の育った時代とは全く違っていることを実感!

ジェンダーバイアスの気付きにつながる質問にYESかNOかで答えるワークを取り入れたのですが、
その解答は、ほぼ全員バイアスのない回答でした。

しかしながら、大学生のときは、社会の中に根強く残っているジェンダーバイアスの現状を知る由もなく
就職して、いきなり理不尽な状況に直面したときに、免疫として知っておくと全く対応が違ってくると思うのです。
大学生のときに、それを学んでおくことは、これから就職活動や、その後のキャリア形成、選択が違ってくると思っています。

セミナーの後半は、長崎県の企業で働くロールモデルとのパネルディスカッション。
パネラーの永美さんは、ご自身の就職活動の経験、転職経験、ご結婚、結婚後の家事分担について
そして、これからのキャリアや働き続けていく上での思いなどをお話してくださいました。
大学生の参加者は音楽科の生徒さんだったので、参加人数は少なかったのですが、
トークの後に、いろんなやりとりができて、私もとても楽しい時間となりました♪

最後にお1人ずつ感想を聞かせてもらったのですが、心に迷いがあったりしたことがふっきれたり、
これでいいと思えたり、いろんなことにチャレンジしようおもったり、気持ちが前向きになってもらえたようです。
迷いながらでもいい、自分に壁を作らずに動いてみようというメッセージが伝わったみたいで、嬉しい感想でした♪

長崎県男女共同参画ご担当のNさんにも大変お世話になりました!
貴重な機会をいただきましたことに感謝いたします。