ダイバーシティ基礎研修
2023年10月13日(木)
佐賀県有明海漁業協同組合様にて、ダイバーシティ基礎研修の講師を務めました。
ダイバーシティについては、インターネット上に様々なデータや資料がありますが
まずは、自分がその必要性を理解していないと伝わりません。
今回のご依頼をお受けしたことで
大いに学ぶ機会となりました。
この「ダイバーシティ」という言葉は
聴いただけで難しく感じてしまう、長いカタカナの言葉。
日本語に訳すと「多様性」という意味です。
何故、多様性が必要なのかという観点で、その背景を知り、ひも解いていくこと、
その言葉の意味を理解していくことが最初の一歩です。
それから、インクルージョン
そして、エクイティ
またまたカタカナ。
D&I(ダイバーシティインクルージョン)
DE&I(ダイバーシティエクイティ&インクージョン)
日頃英語に触れる機会があまりない方は、このカタカナのオンパレードには
パッと見ただけでわからない!となってしまいそうですよね。
インクルージョンは訳すと包括性
エクイティは均衡
今回の研修は、初めて聞かれる方でも、わかりやすいように内容を組み立てました。
ダイバーシティ推進の必要性を理解するための社会背景と
その推進に影響を与えるアンコンシャス・バイアスについてお話しました。
アンコンシャスバイアスについて、一人一人がアンテナを立てること
自分のバイアスに気付くことは、組織においてダイバーシティを推進していくにあたっては、とても重要なテーマです。
これから、労働力人口が減少していく地方地域において
人事や採用の観点から、また、ライフイベントに対応した雇用継続という点においても
大事な視点になっていきます。
高齢化や少子化の現状も社会背景としてしっかりと認識していただくこと
組織としてダイバーシティに取り組む重要性を理解することです。
この急激に変化していく社会環境に組織として柔軟に対応できるよう
従来にはなかった制度や取組みを組織全体のテーマとしてTOPが発信して
率先的に本気で取り組んでいくこと、もう待ったなしに必要になってきていると
今回の学びを通して伝わっていれば幸いです。
冒頭に海苔と炊き立てのご飯さえあれば、毎日幸せです!と
海苔好きを何気にアピール。(食卓に必ずあります❣)
水産関係の仕事をしていた亡義父が
仕事の帰りにお土産に買ってきてくれていた海苔の束を思い出すこと
コンロに載せたアミの上で表裏表裏と繰り返して焼くとだんだんときれいな黄緑色になっていくこと
その色の変化と香りが好きなこと、お正月には焼き立てのお餅をさとう醤油に着けて
贅沢に海苔一枚使ってパリパリといただくのが至福の時間であることを話しました。
すると、狙ったわけではないのですが、帰りにとっても高級そうな赤い箱に入った海苔を
お土産にいただきました。
帰宅したら、その日は夫が夕飯を担当してくれる日だったのですが
気持ちが通じたのか、なんと手巻きすし!!
早速、いただいた海苔を使って巻き巻き。
感激するくらいに薄くてパリパリ♡美味しかったです!